腰痛の原因~仙腸関節障害
2026年03月17日
こんにちは!
山梨県甲府市伊勢の
いのうえ鍼灸整骨院です!
仙腸関節性腰痛のメカニズムⅡ
仙腸関節性腰痛のつづき
前回仙腸関節性腰痛について書きました!
今日はその続きです。
当院では以前から
仙腸関節の動きには着目して施術を行っております。
現在行っているFBI整体という当院独自の整体も
仙腸関節に対してアプローチを行います。
では、前回の続きに早速入ります。
仙腸関節性腰痛の1つの特徴
仙腸関節性腰痛では上後腸骨棘という
仙骨のやや外側にある出っ張りのあたりに
局所的な痛みを出すのが特徴的です。
しかし、仙腸関節由来の腰痛ではしばしば
鼠径部や臀部、下肢と坐骨神経痛なのか?
と思われる部位にまで痛みや痺れを出すこともあります。
この事象に関しては明確な理由は不明です。
ただ、仙腸関節にかかる負荷により
仙腸関節周囲の靭帯、筋肉、筋膜といった組織にも
負担がかかることによって臀部、
下肢に筋膜性の症状が現れると考えられています。
仙腸関節の動き
前回仙腸関節の動きについて
ニューテーション、カウンターニューテーション、
インフレア、アウトフレアという動きを説明しました。
ここから更に日常的な動きに則して見ていきます。
・体幹屈曲と仙腸関節の関係
体幹屈曲とは前かがみの姿勢の事です。
この時、仙骨は腸骨に対して相対的に前に倒れる
ニューテーションの動きが生じます。
ニューテーションに対しては
骨間仙腸靭帯、仙棘靭帯、仙結節靭帯という靭帯
が伸ばされ、仙腸関節の動きを制限しようとします。
また、この体幹屈曲の姿勢では
仙腸関節面が適合するため、安定性が得られるとされています。
・股関節屈曲と仙腸関節の関係
股関節屈曲とは大腿を胸の方に引きあげる動きです。
この際、下肢の動きに伴って
腸骨が後ろに傾きます。
すると、仙骨は腸骨に対して相対的に前傾するので
ここでもニューテーションが生じます。
なので、体幹、股関節どちらでも屈曲する際には
仙腸関節にはニューテーションといううなずき運動が生じて、
その負荷がかかっていると言うことになります。
・体幹伸展と仙腸関節の関係
体幹伸展とは上体を後方に反らすことです。
この時、仙骨は腸骨に対して
相対的に後方に傾くカウンターニューテーション
という動きが生じます。
カウンターニューテーション時には
後仙腸靭帯という靭帯が伸ばされ
仙腸関節の動きを制限します。
また、カウンターニューテーションの際
仙腸関節面の適合性が悪くなり、安定性は低下するとされています。
・股関節伸展と仙腸関節の関係
股関節伸展とは下肢を後方に動かすことです。
この動きの際、下肢の動きと共に腸骨は前方へ傾きます。
それに伴い、仙骨では相対的に後方に傾く
カウンターニューテーションが生じます。
体幹、股関節いずれも伸展する際には仙腸関節では
カウンターニューテーションが生じて
それに伴う負荷がかかっていることになります。
仙腸関節痛のメカニズム
仙腸関節の機能としては
可動性(モビリティ)と安定性(スタビリティ)どちらも
要求されます。
可動性を要求される際には
ニューテーション、カウンターニューテーション
によって力学的に仙腸関節へ負担がかかります。
また安定性を要求される際には
仙腸関節周囲の靭帯にストレスが生じ、負担となります。
この周囲の靭帯に損傷があると
痛みに対しての感作が起こりやすくなります。
さらに、怪我、身体の使い方の癖、
座り方などが原因で起こる仙腸関節の微妙な位置の異常
これも痛みの主因と考えられています。
位置の異常とは、ニューテーションや
カウンターニューテーションの方向に起こるとされています。
原因の分からない腰痛ほど
仙腸関節の評価が重要となるケースもあります。
このように仙腸関節性腰痛も細かく分類が
出来ます。
動き、ストレス、日常生活の使い方など
多方面からその腰痛の性質を見ていく必要があるかと思います。
山梨県甲府市伊勢のいのうえ鍼灸整骨院では
見立てを重要視して施術を行っております! 腰痛でお悩みの方はお気軽にご相談ください!

