慢性腰痛

- 腰の痛みがずっとあって困っている
- 長時間同じ姿勢でいると腰が痛い
- 長年の腰痛が悪化しているような気がする
- 腰痛だけでなく足もしびれてきている
- 腰の痛みで仕事に支障が生じている
- 腰の痛みを気にせずにスポーツを楽しみたい
- レントゲンなど検査では「何も異常はない」と言われた
- 痛み止めやシップを続けているが、良くならない
慢性腰痛を放っておくと…

「長年、腰がおもだるい」「ちょっと無理すると腰周辺が張ってくる」など、常に腰が痛い、すぐ腰痛になってしまうというような人は「慢性腰痛」に区分されます。
慢性腰痛で困っている人はたくさんいらっしゃいます。
なかには、腰痛に慣れてしまったり、レントゲンで何も悪いところがないと言われてそのまま放置している方もおられるでしょう。
しかし、放っておくと状態が悪化してしまったり、足にしびれが生じてきたり、腰部周辺の筋肉や軟部組織が硬くなって筋肉が使えなくなる可能性があります。また、日常の動きに誤差が生じてくることで、体の他の部位にも悪影響が起きてしまうかもしれません。
腰痛はレントゲンやMRIなどの画像検査で原因がわからないものが90~95%といわれており、画像に写らない椎間板ヘルニア前状態の方も多くいらっしゃいます。
さらに、炎症も画像検査では写りません。気づかずに放置、我慢して筋肉や軟部組織などが神経に触ってしまうと、脚にしびれが出るなど重篤な腰痛、神経痛へと変化してしまうことも考えられます。
硬くなってしまった筋組織や骨棘などが生じ、それが神経を圧迫し続け、馬尾神経症状などが出現し、非常に頑固で回復しにくい状態を作ってしまうケースもあります。
「もう少し我慢できる」「つらいけど何しても治らないので」「仕事になんとか支障がないから」と考えて放置するのではなく、早めの対応が大切です。まずはお気軽にK’sリカバリー鍼灸整体院(いのうえ整骨院併設)にご相談ください。
慢性腰痛が引き起こされる原因
山梨県甲府市のK’sリカバリー鍼灸整体院(いのうえ整骨院併設)には、たくさんの慢性腰痛にお悩みの患者様が来院されています。
患者様のお体をチェックさせていただくと、主に下記のような原因で慢性腰痛が起きていることがわかります。
- 日々繰り返されるストレス(重量物を持ち上げる作業)
- 不良姿勢で腰に負担がかかっている
- 同じ姿勢であまり動かない仕事
- ヘルニアや狭窄症、すべり症などが原因になっている
- ひどいぎっくり腰の影響が残っている
- スポーツなどでの繰り返される同じ部位への負担
原因は人によって異なり、さまざまであるといえるでしょう。だからこそ、その人に合った施術をする必要があるのです。
K’sリカバリー鍼灸整体院(いのうえ整骨院併設)で行う慢性腰痛回復施術・予防法

検査で腰痛の状態を把握

一口に「慢性腰痛」といっても、その原因や痛みの程度、生活習慣は人それぞれ違います。
当院ではその痛みの原因を突き止め、その人の腰痛の状態を把握しなければ施術は成り立たないと考えています。(首や肩、関節の痛みも同様です)
そのために、腰痛の種類を突き止める検査や聞き取りを重要視しています。
検査の一例
・ケンプテスト
屈曲型腰痛(前屈で痛い)か伸展型腰痛(反らすと痛い)かを判断します。
屈曲型腰痛は椎間板ヘルニアが代表的です。
伸展型腰痛は脊柱管狭窄症、すべり症、椎間関節性腰痛が当てはまります。どちらも痛い場合、可能性としては筋・筋膜性腰痛症、仙腸関節性腰痛などが考えられます。
・SLRテスト
患者様には仰向けで寝ていただき、膝を伸ばして足をまっすぐ上げてもらいます。途中で上がらなくなったり、上げた足が重くなると陽性で、椎間板ヘルニアや仙腸関節性腰痛を疑います。
・フライバーグテスト
梨状筋症候群かどうかを判断します。
・ワンフィンガーテスト
痛みのある部位を指さしてもらい、その場所により、仙腸関節障害を疑います。
・パトリックテスト
陽性であれば股関節が原因で腰痛を引き起こしている可能性があります。
そのほか、朝の痛みが一番強い方は腰椎椎間板ヘルニア、長く歩けない方は脊柱管狭窄症の馬尾神経障害を疑います。高齢者のぎっくり腰の場合は、状況にもよりますが「腰椎圧迫骨折」の可能性を考えます。
このようなテストにより、腰痛の実態を把握して施術をすすめていきます。
プログラム化されたオーダーメイドの施術法

山梨県甲府市のK’sリカバリー鍼灸整体院(いのうえ整骨院併設)では、検査、施術、再発予防運動療法をプログラム化しており、その人に合った施術法をご提案しています。
慢性腰痛では、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症になっている場合を除き、腰部の深部筋である腸腰筋が固いケースが多くなっています。検査により固いと判明した場合には、腸腰筋をしっかりと緩めていく必要があります。
当院には、体の深部にアプローチできる機器(ラジオ波・スーパーライザー・超音波)がありますので、これらを使用して、深い位置にある硬くなってしまった筋肉を緩めていきます。体の5~10センチほどの深部にアプローチすることが可能です。
そのほか、以下の施術法を組み合わせ、お体に最適な施術法をご提供します。
・ハイボルテージ
深部に電気刺激を与えることで、痛みやしびれを抑制します。患者様にとって最もつらい、痛みやしびれを取り除きます。
・微弱電流を流しながらの筋膜リリース
慢性腰痛になり、痛みやしびれが長期化するほど筋肉・脂肪組織・皮膚などがくっついてしまうことが多いので(組織間の滑走不全といいます)、当院では、揉み返しのような状態を少しでも避けられるように、微弱電流を流しながらの筋膜リリースで筋膜をゆるめます。
・関節の可動性を戻す
骨盤の関節や股関節、背骨が固くなってしまっている例も多くみられるので、それらの関節に対して可動性を戻していくことを行います。
・体幹や筋力差を考慮した腰痛アプローチ
体幹や支える筋力のバランスもしっかりと見させていただき、腰痛が再発しにくいアプローチを心がけています。
施術後のフォローも充実
施術後も状態が維持できるように、その人に合った腰痛体操、体幹エクササイズ、ストレッチなどのご指導も行っています。
慢性腰痛の施術回数について
慢性腰痛は起こってから時間が経過している場合が多いので、山梨県甲府市のK’sリカバリー鍼灸整体院(いのうえ整骨院併設)では、最初の段階(およそ1か月間)は痛みの状態により、2回/週~1回/週の施術をお勧めしています。
痛みが長引いている方は元の悪い状態に戻りやすいため、最初の1か月間はなるべく間隔を詰めて通院しましょう。
2段階目(2か月目以降目安)は痛みの回復状況により、1回/週~1回/隔週をお勧めしています。
長い痛みのせいで使いにくくなってしまった筋肉や組織、その代わりに負担がかかってしまった筋肉や組織に対しては、動きや働きを元に戻していくことも必要です。そういった筋肉・組織へのアプローチを組み合わせながら、施術を進めていきます。

以降は崩れてしまった体のバランスを正していくため、腰の痛みや不調では特に大切と考えられる体幹へのアプローチを行いながら、しっかりと予防ができるような体の使い方や体の休め方などを指導します。
さらに、K’sリカバリー鍼灸整体院(いのうえ整骨院併設)では、最初の段階より自宅での運動療法を指導しています。腰痛診療ガイドラインにおいても「強く推奨」される運動療法は、腰痛の痛みを取り除いたり、予防をするうえで欠かせません。当院では、腰の状態に最適な運動を指導しながら、早期回復、再発予防に努めています。
慢性腰痛回復施術を受けたあとは……
