腰痛や坐骨神経痛と経絡の関係性~経絡とは~
2025年12月15日
こんにちは!
山梨県の腰痛をFBI整体で根本回復を目指す
いのうえ鍼灸整骨院です。
東洋医学から考えていく腰痛
腰痛と経脈
本日は東洋医学から紐解く
経脈走行上に現れる腰痛編です!
経絡について
まずは「経絡」について説明します。
古来より、ある症状や所見が全身あるいは特定の部位に現れたり、
特定の部位を刺激すると、一定の症状に
効果が現れたりするなどの現象を経験してきました。
その経験から、体内、体外を繋ぐ経路のようなものがある事を認識してきました。
この経路の総称を「経絡」と呼びます。
「経脈」と「絡脈」
経絡も「経脈」と「絡脈」に分かれます。
「経脈」は上下に走る縦の経路、「絡脈」は横や斜めに走り、経脈同士を繋ぐ役割があります。
経脈は正経と奇経にわかれ、正経十二経脈と奇経八脈の2種類があります。
前回、「腰は腎の府」と呼ばれ、
腎の病変が腰痛を引き起こすことがあると話しました。
これは腎と腰との関係性からくるものです。
足少陰腎経の経絡の走行を見てみると、
実は腰部は走っておらず、足の裏の「湧泉」からお腹を通り、
最後は鎖骨の下にある「兪府」というツボで終わります。
※ただ、経脈流注という経脈が流れる順番が決まっており、
足少陰腎経は途中で脊柱を貫くため経脈流注の観点から見れば
腰部を流れることから、腎は腰との関係が深いと考えられます。
腰部を走行する経脈
では、腰部を通っている経脈にはどのようなものがあるでしょうか?
〇腰部を走行する経脈について
腰部は足少陰腎経、足太陽膀胱経、督脈、帯脈が流注します。
腰痛はこれらの経脈の気血(エネルギー)不足や
瘀血(血流障害)によって起こることが多いです。
一般的には、前屈や後屈によって痛むものは
足太陽膀胱経や督脈関連の腰痛とされ、
腰部回旋によって痛むものは足少陽胆経関連の腰痛とされます。
(これは足少陽胆経の経脈走行が脇腹辺りを通るためと考えられます。)
腰部と足太陽膀胱経
○足太陽膀胱経と腰の関連
足太陽膀胱経は、目のところにある睛明(せいめい)から
足の小指にある至陰(しいん)まで計67のツボがあります。
筋肉では腰背腱膜や脊柱起立筋、大臀筋、広背筋など腰部、背中、
お尻にある大きな筋肉
神経では脊髄神経後枝、殿皮神経など
の上にツボが位置するため、経脈の走行から考えれば、
足太陽膀胱経が腰痛と関連することもうなずけるかと思います。
腰部と督脈
腰部と督脈
〇督脈と腰の関連
督脈は長強(ちょうきょう)から齦交(ぎんこう)まで計28のツボがあります。
体の後ろ側を通ってくる経脈で、「腰兪」や「腰陽関」や「脊中」というツボもあり、
いかにも腰に関連がありそうですよね。
実際に、体の後ろ側でも仙骨のところにある「腰兪」から
首の後ろにある「瘂門」までは脊柱(背骨)の上を走行しております。
腰部と帯脈
〇帯脈と腰の関連
帯脈とは側腹部(脇腹)のところにある「帯脈」というツボから、人が帯を締めるように腰周りを一周する経脈を指します。
腰の周りを通るため腰との関連が深いと考えられます。
東洋医学的に腰痛を分析すれば
このように経絡というツボの流れに不具合が生じても
腰痛が起こるということが考えられます。
また、腰の不調でも同じ経脈の
他の部位からの関連で出ている可能性も推察できます。
腰痛や坐骨神経痛の経過がなかなか思うように
回復してくれないという人はとても多いと思われます。
このような人には回復に東洋医学的考えに
ヒントが隠されていることも考えられます。
長引く腰痛や坐骨神経痛でお悩みの方は
お気軽に山梨県甲府市伊勢にある
いのうえ鍼灸整骨院にお問い合わせお待ちしております。

