腰痛と呼吸の関係

2026年05月25日

原因のわからない腰痛

腰痛と呼吸が関係するなんて思いもよらないですよね。

でも実は、呼吸の機能と腰痛は密接に関係していますので、今日はその話をしてみます。

呼吸法と腰痛:腹式呼吸/胸式呼吸

こんにちは

山梨県甲府市のいのうえ鍼灸整骨院です。

腰痛にお悩みの皆さん

呼吸に注目したことはありますでしょうか?

呼吸の機能が乱れると

腰痛を始めとする様々な不調の原因となりますので

呼吸機能を改善していくことは重要です。

理想的な呼吸とは

人間は1日におよそ2~3万回の呼吸をしていると言われております。

呼吸とは、肺に空気を入れたり、肺から空気を出したりすることです。

呼吸によって体内に必要な酸素を取り入れ、

代謝産物の二酸化炭素を体外に排出します。

普段皆さんは呼吸を無意識に行っていると思います。

これは、呼吸が基本的には反射によって起こっているためです。

もちろん意図的に息を吸ったり、

呼吸を止めたり、

早めたりすることも出来ますよね。

ですが、2~3万回の呼吸のほとんどは無意識に行っていると思います。

この無意識に起こる呼吸の仕方が理想的なものだと良いのですが…

そもそも理想的な呼吸とは

鼻から吸ってお腹に空気が入り、

ゆっくりと吐き出す時にはお腹が凹むという腹式呼吸です。

腹式呼吸では横隔膜という筋肉を使っています。

腹式呼吸と胸式呼吸の違い

横隔膜を使い、お腹が上下に動くような呼吸を腹式呼吸と言います。

常時100%が腹式呼吸である必要はありませんが

多くの方は胸式呼吸という呼吸の割合が高くなってしまいます。

胸式呼吸とは

息を吸う時に肋骨が上に広がるような呼吸の仕方で、

胸を膨らませる呼吸です。

デスクワークで姿勢が悪くなっていたり

緊張が強かったりすると

この胸式呼吸の割合が大きくなります。

腹式呼吸と胸式呼吸のバランスがとれていると

体の力が抜け、自律神経が整いやすく、

また腹圧を高めてインナーマッスルが強化されたり、

血行が促進されたりという恩恵を受けることが出来ます。

日頃から胸式呼吸をしていると腰痛になりやすい

では胸式呼吸と腰痛にはどんな関連性があるのでしょうか。

まず、胸式呼吸では呼吸は浅くなります。

すると、腹圧が下がってしまい、

腰椎の安定性が失われる事で腰痛の原因になります。

腹式呼吸をする際に重要な横隔膜は、

腹圧を高めるためにも使われる筋肉なので

横隔膜が動きにくくなると、

腹圧の低下と胸式呼吸になりやすいのも繋がるかと思います。

また、胸式呼吸は身体を緊張させやすいため

筋肉が緊張しやすくなりこれも腰痛の原因となります。

身体が緊張しやすくなり、交感神経が高ぶって自律神経の不調にも繋がります。

呼吸が浅くなると、しっかりと肺に空気を入れるために、

呼吸補助筋という首や肩周りの筋肉を使って胸郭を広げようとするため、

首や肩こりの原因にもなるのですが…

胸郭を広げて、肺に空気を入れるために

腰背部を反らせるような呼吸もするため

脊柱起立筋や広背筋といった

腰背部にある筋肉を過剰に使うことで

腰背部の筋肉を強ばらせて、腰痛の原因にもなります。

また、アナトミートレインという身体の筋膜の繋がりがあるのですが

横隔膜はディープフロントラインという繋がりのラインに属しており

腰部の腸腰筋とも繋がりがあります。

こういったことからも、

呼吸と腰痛が密接に関係していることがわかるかと思います。

今回は腰痛と呼吸の関連について見ていきました。

当院では

呼吸なども評価していき、腰痛の原因も幅広くみていきます。

腰痛でお困りでしたら

山梨県甲府市のいのうえ鍼灸整骨院に

お問い合わせ下さい。

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