デスクワーカーの腰痛はなぜ起こるか

2026年05月19日

座り姿勢で腰痛が起こってしまう訳

・仕事で座っていると腰が痛くなる。

・運転をしていると腰が痛くなる。

こんな腰のお悩みはありませんか?

こんにちは山梨県甲府市のいのうえ鍼灸整骨院です。

今回は座りっぱなしで腰が痛くなるメカニズムを考察していきます。

まず、大きく分けて3つのパターンが想定されます。

①椎間板内圧の上昇による痛み

②筋緊張亢進による痛み

③骨盤後傾で腰部負担増大による痛み

ひとつずつ見ていきます。

椎間板内圧の上昇による腰痛

椎間板は背骨と背骨の間にあるクッションのような組織です。

実は、座っている状態は椎間板にかなり負荷がかかってしまいます。

これは座っている状態では座面からの上方向への圧と、

重力による下方向への圧がかかって、椎間板を押し潰すような力がかかるためです。

これは立っている時と比べておよそ1.4倍の負荷がかかると言われております。

椎間板の内圧が上がってくると、

椎間板の内部にある髄核というゼリーのような組織が膨らみます。

この膨らみが大きくなって腰痛を引き起こせば

「椎間板性腰痛」

「腰椎椎間板症」

などと呼ばれます。

更にこの髄核が、線維輪と呼ばれる部位を突き破って椎間板から脱出すると

これが「椎間板ヘルニア」です。

特に腰が丸まっていると椎間板の負担が増大しやすいため、

座り方には注意が必要です。

また長時間の座位姿勢では、椎間板への負担が増大するため、

こまめに立ったり、腰をそらしたり、ストレッチをしたりすることが必要です。

筋緊張亢進による腰痛

同一の姿勢を取っていると

これは立位、座位に関わらず

腰を含め様々な筋肉が強ばります。

腰で言えば、抗重力筋という重力に対して

背骨のS字カーブを保つように、姿勢を維持できるように働く筋肉として

脊柱起立筋という筋肉があります。

この筋肉は背骨に沿って走る3つの筋肉の総称です。

座っていると徐々に姿勢が悪くなり

余計にこの脊柱起立筋の負荷が増大します。

すると筋肉が強ばってしまい、血流が悪くなったり、

神経が圧迫されて痛みや張りを感じるようになります。

脊柱起立筋は腰椎とも並走するため

この筋肉が緊張して短縮すると

腰椎に対しての垂直圧が増大するため

腰椎や椎間板にも負担をかけます。

また、座位の際に着目したいのが腸腰筋という筋肉です。

この筋肉は腰の前側(お腹側)に存在しており、一見腰痛とは関係が無さそうですが

実はかなり腰痛と関連が深いです。

腸腰筋は、腰椎や骨盤から股関節をまたいで太ももの骨に付着する筋肉です。

主な働きは膝を胸の方に引き上げる

股関節の屈曲という動きです。

座っている時は、ずっとこの股関節の屈曲という状態が続くため、

腸腰筋を常に短縮させ、緊張させている状態となります。

そのためデスクワーカーやドライバーは腸腰筋が非常に硬くなりやすいです。

腸腰筋が硬くなると、まず腰椎に付着する筋肉のため、腰椎への負荷が増大します。

また、骨盤にも付着するため骨盤を引っ張って前傾させ反り腰となります。

また、腸腰筋の下には神経や動脈も通っており

神経や血管を圧迫する要因にもなります。

このように、座位姿勢を続けることで

筋肉が硬くなることによる痛みはもちろん

筋肉が硬くなることで他の部位に負荷が増大することも腰痛の一因です。

長時間座らなければならない時は

なるべくこまめに休憩を入れて立ったり、歩いたりすると良いかと思います。

長時間座らなければならない時は、

その後にストレッチなどのメンテナンスを行うことも必要です。

骨盤後傾〜腰部負荷増大による腰痛

皆さんの座り姿勢をイメージしてみてください。

どうですか?

骨盤を立てて、両足の裏が地面に着いて、

坐骨というおしりの骨の部分が座面に垂直になるよう座れていますか?

おそらく多くの方は「No」のはず

一時的に意識して骨盤を立てて座っていることが出来ても

座位の時間が長くなると

徐々にいわゆる「仙骨座り」と呼ばれる

椅子に浅く座り、背もたれに寄りかかるような座り方になる方が多いと思います。

この座り方では

腰は丸まり、頭は前に出た状態となります。

すると腰椎のカーブは失われて、腰部の筋肉は引き伸ばされて

腰椎や腰部の筋肉に負担がかかります。

この座り方は腰痛だけではなく

首肩こりの原因や、呼吸が浅くなる原因にもなります。

なので、座位の際はなるべく背もたれに寄りかからず、

足の裏は地面に着け、骨盤を起こして坐骨で座るように心がけると良いでしょう。

なかなか難しい方は、

背もたれのところに入れるツールなどもあるので

そういった物を使ってみるのも良いかと思います。

当院では

電気や超音波などを初めとするエネルギーを用いて

痛みへの施術、硬さへの施術、使えるようにする施術、

運動療法などを組み合わせながら

普段座位が長くて腰が痛くなってしまう方への最適なアプローチを行えます。

座りっぱなしで腰が辛くなる方は

山梨県甲府市伊勢のいのうえ鍼灸整骨院にお問い合わせ下さい!

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