レントゲンなどで原因のわかりにくい腰痛①椎間関節性腰痛

2026年03月2日

伸展型腰痛椎間関節障害で痛む人

こんにちは!

山梨県の腰痛をFBI整体で根本回復を目指す

いのうえ鍼灸整骨院です!

非特異的腰痛その1椎間関節性腰痛

椎間関節障害とは

本日は「椎間関節障害」についてです!

「レントゲンで異常がないと言われたけど腰が痛い…」

そんな方に多いのが“椎間関節性腰痛”です

では詳細に見ていきましょう。

椎間関節の解剖

脊椎は椎骨という骨が連なって構成されます。

椎間関節は椎骨(背骨)の後方左右にある関節で、

上下の椎骨同士を連結する小さな関節です。

上下に連なる椎骨のうち、上位の椎骨の下関節突起と

下位の椎骨の上関節突起という部位が向き合って構成されます。

屈曲という首や腰を前に倒す動きや、

反対に伸展という首や腰を後ろに倒す動き、

回旋という首や腰を左右に回す、捻る動きなどを制御し、

安定感させる役割を担います。

椎間関節の関節の動き方としては滑り運動と言って

重なり合った上下の関節面が滑るように動きます。

椎間関節の構造・・軟部組織とその構造

また、椎間関節を包む関節包という袋状の構造があり、

その関節包に感覚神経が沢山含まれているため、

負担によって痛みを生じやすい特徴もあります。

脊椎は頚椎〜胸椎〜腰椎〜仙椎〜尾椎と繋がっています。

それぞれの部位で関節可動域が異なります。

その中でも腰椎は最も安定性と支持性が要求される関節です。

腰椎では椎間関節の傾斜角度がほぼ直角となっているため、

屈曲伸展という腰を前後に倒す動きは沢山(腰椎全体で65度程度)動けますが、

回旋という体を捻る動きは苦手で、1〜2度程度しか動きません。

腰の動きとしてやってはいけない事

これは、施術の中でも説明することはありますが

腰椎は回旋が基本的にはできませんので、

胸椎や頚椎で回旋の動きをしなければなりません。

ゴルフや野球のバッティングなどスイング系のスポーツで

「腰を切れ!」などという指導をされることがあるかもしれませんが

実際には腰椎はほとんどスイング動作には関与せず

腰椎の上下にある胸椎、股関節で立位でのスイングの可動域を作っています。

なのでスイングを伴うスポーツをする方で、

胸椎や股関節が動いていないと、

その分腰椎に負担がかかると何となくイメージできますか?

椎間関節性腰痛は実は多い?

非特異性腰痛(レントゲンやMRIなどの検査で特定の病気

例えば、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが見つからない、

原因不明の腰痛の総称)が全腰痛の85%を占めると言われます。

そのうち、椎間関節性腰痛は4割程を占めると考えられています。

年齢層も若年層〜高齢者まで幅広く見られます。

慢性腰痛の15〜45%では椎間関節が

その痛みの原因に関与するという論文もあります。

椎間関節性腰痛の特徴、病態

椎間関節性腰痛の痛みの出かたとしては

長時間立っていると痛くなる、

柔らかいベッドで寝ていると痛くなるなどが多いと言われます。

また、屈曲、伸展、回旋、側屈など様々な動きで痛みが誘発され、

腹筋動作のような起き上がり方や、

急な動きなどでも痛みが誘発されます。

特に伸展という体を反らす動きが

最も痛みが誘発されやすいと考えられています。

この伸展という動きには

hypermobility(関節が動きすぎる)タイプと

hypomobility(関節の動きが少ない)タイプに分けられて考えられています。

hypermobilityタイプについて

そもそも、脊椎はなだらかなS字カーブを描いています。

腰椎はこのS字でも、前弯と言ってお腹側にたわんでいます。

しかし、5つある腰椎が均等に前弯しているのが正常であるにもかかわらず、

上位の腰椎はほとんど前弯に関与せず、

下位の腰椎だけが前弯を呈している人がいます。

このような腰椎の状態の人が伸展をした場合、

やはり上位にある腰椎はあまり動かず、

下位の腰椎だけで伸展をする状態となるため

椎間関節に負担がかかるようになるのです。

hypomobilityタイプについて

hypermobilityタイプのように

動きすぎてストレスがかかるのはイメージしやすいかと思います。

しかしhypomobilityのように

動かないことで痛みを生じるタイプも存在するのです。

これは、関節にかかる摩擦ストレスによって、

関節の滑り運動が制限されるようになります。

これによって、一部に偏った伸展負荷がかかるようになります。

屈曲時の痛みのメカニズムも同様で、

関節の滑動が摩擦ストレスによって制限され、

制限がかかった状態でも屈曲を強要するために負荷がかかります。

また、椎間関節性腰痛は比較的下位腰椎間で生じることが多いとされており、

腰椎4/5や腰椎5/仙骨などで生じやすいようです。

以上が椎間関節性腰痛の特徴です。

画像検査でわからない腰痛お気軽にお問い合わせください。

当院では、腰痛も特異性腰痛と椎間関節性腰痛を含む

非特異性腰痛から細分化しどこが原因なのかを見立てていきながら

施術をしていきます!

腰痛でお困りの方はお気軽に 山梨県甲府市伊勢のいのうえ鍼灸整骨院へお問い合わせください!

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