それ筋肉や関節由来の腰痛ではないかも?

2026年04月7日

突然の腰痛ギックリ腰

危険な腰痛〜レッドフラッグ〜の見極め方

厚生労働省が発表する

国民生活基礎調査というものがあります。

この調査の中で、日本人が自覚する身体の不調で

常に上位にあがるのが

「腰痛」です。

当院に来られる患者様も

「腰痛」を訴える方が沢山いらっしゃいます。

でもその腰痛が筋肉や関節といった運動器由来のものでは無いこともあります。

こんにちは!

山梨県甲府市のいのうえ鍼灸整骨院です!

少し不安になるタイトルですが…

多くの腰痛は筋肉や関節が原因のものです。

しかし、ごく一部とはいえ

注意が必要な腰痛が存在することも事実です。

このような注意が必要となるものを

「レッドフラッグ」と呼び

いのうえ鍼灸整骨院でもレッドフラッグの有無は

常に注意をしております。

腰痛や坐骨神経痛のレッドフラッグについて

これは腰痛に限らずですが

重大な疾患が隠れている可能性のある

症状や兆候をレッドフラッグと呼びます。

腰痛において言えば

・感染症

・悪性腫瘍

・骨折

・内臓からの関連痛

などがあります。

腰が痛くて動けなくなった私の祖父も

「腎盂腎炎」という腎臓からの関連痛が原因の腰痛でした。

これらレッドフラッグの腰痛は

頻度としては少ないですが、見逃した場合

命に関わることもあるため注意が必要です。

レッドフラッグの特徴

腰痛に限らずですが

以下のような兆候がある場合注意が必要です。

①安静時痛

筋肉や関節が原因となる痛みは

基本的には動かした際の痛み(動作時痛)です。

姿勢が原因となることもあります。

しかし明確な原因(ぎっくり腰など)がないにも関わらず

・じっとしていても痛い

・横になっていても痛い

・楽な姿勢が無い

このような場合は炎症性疾患や腫瘍などが

痛みの原因となっている場合もあるため注意が必要です。

②夜間痛

夜間に痛みで目が覚めると言った場合も注意が必要となります。

私も学生時代に虫垂炎になり

夜中にうずくまらずには居られないほどの腹痛が生じた経験があります。

このように炎症性の痛みや内臓由来の痛みでは

安静にしていても、横になっていても

自発痛が生じることがあるため注意が必要です。

③発熱、体調不良

腰の痛みが強すぎて

具合が悪くなってしまうこともありますが

腰痛に加えて

・発熱

・倦怠感

・体重減少

これらが起こる場合は腫瘍や感染症などの可能性があるため注意が必要です。

④神経症状を伴う場合

足の痺れや脱力感、力が入らない、筋力の低下

これらも注意が必要で

・足の痺れ

・歩きづらい

・足に力が入らない

これらの症状がある場合

神経の圧迫や神経疾患などの可能性もあるため

急激にこのような症候が現れた場合は

ヘルニアだろうなどと自己判断せず

1度医療機関を受診する事が推奨されます。

⑤排尿、排便のトラブル

以前のブログでも

馬尾神経障害では

直腸膀胱障害が出る場合があると書きましたが

・尿や便が出にくい

・失禁してしまう

・尿漏れ

などがある場合を直腸膀胱障害と呼びます。

このような場合も速やかな医療機関への受診を

おすすめします。

⑥強い衝撃を受けたあとの腰痛

・転倒

・交通事故

・スポーツのコンタクト

等予期せぬタイミングで強い衝撃を受けた後に

腰痛が起こった場合も注意が必要です。

特にご高齢の方では

脊椎の圧迫骨折の可能性もあります。

⑦ご高齢者の突然の腰痛

ご高齢の方の急に発症した腰痛では

・圧迫骨折

・悪性腫瘍

などの可能性があるため

原因がないのに発症した場合や

徐々に痛みが強くなる場合などは

注意が必要となります。

ここまでレッドフラッグについて説明しましたが、

実際には多くの腰痛は筋肉や関節由来のものです。

姿勢や筋肉の硬さ、運動不足などが原因となることが多いです。

しかし、上記のような症状がある場合は、

念のため医療機関での検査をおすすめする場合もあります。

当院では腰痛の施術を行う際に

・問診

・動作確認

・状態評価

を行い、状態を確認してから施術を行います。

また、レッドフラッグが疑われる場合は、

無理に施術を行わず、医療機関の受診をおすすめすることもあります。

レッドフラッグは海外の腰痛ガイドラインでも重要視されており、

問診の段階で確認すべき重要なポイントとされています。

腰痛の多くは筋肉や関節由来ですが、

こうしたサインを見逃さないことも大切です。

腰痛でお困りの方は、ぜひ一度

いのうえ鍼灸整骨院にご相談ください。

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